株式会社F青果様
冷凍・低温倉庫を、従来の半分のエネルギーで稼働。
結露やカビの発生も防止する遮熱工法です。
ご依頼背景
上質な野菜や果物を卸しているF青果様のお悩みは、低温・冷凍倉庫の空調費と、結露の問題でした。安心・安全な食品を提供するにあたり、結露やカビといった衛生面の対策は必要不可欠です。
ご提案内容
リフレクティックス代理店の久永住環境設計様より、倉庫内空調負荷の低減と、結露対策をご提案しました。本格的な導入の前に、試験的に保存式輸送車への結露対策を実施。空気と壁の温度差を少なくすることによって、結露はぴたりとなくなりました。リフレクティックスの効果をご確認いただいた上で、いよいよ保冷倉庫に遮熱システムを取り入れます。内張り工法で施すことで、冷房負荷を従来に比べ36%削減できる試算です。
結果
導入後、倉庫内は魔法瓶のような状態となり、少ない空調エネルギーで、目標温度にすることが可能となりました。倉庫内12ヶ所で温度の計測を行った結果、温度差はわずか±1℃と、結露対策はばっちりです。また電気代も、低温倉庫体積1立方メートルあたりの金額が、最大で約半分になりました。現在は他の営業所でも、遮熱システムの導入が進んでいます。